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帝王切開⑧☆激痛後の激痛 

記憶が途絶えた後の次の記憶は、
看護婦さんに
「では体を起こしてください」と言われた翌日の午前中。

その頃は麻酔後の激痛から解放されてつかの間の平和なひと時であった。

ようやく痛みから解放された・・・。(涙)

そうだ、術後の痛みが一生続いてる人なんていないんだ。

終わってみれば長い人生のほんの一瞬の出来事だったんだ・・。

さぁ、体を起こして、

起こして・・

って

「え?どうやって起きるんですか?」

首は上がるのだが、お腹に力をいれようとすると痛いので身体が拒否してしまって
自分の身体なのに操縦不能状態に。

仰向けの状態から悪戦苦闘した結果ただ横向きに。

忙しい看護婦さん、とうとうシビれを切らし
「最初の一回だけお手伝いしますね」
と介助してくれる。

看護婦さん私の身体をグイッとひっぱる。
私の身体反射的に反対方向。
看護婦さん更に力をいれる。
私の身体なんとかベットに座った格好になる。

私思わず

「ひぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~~~~
ったぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~
ひぃ~~~~~~~~~~~~~」


腹に力が入らず、
蚊の鳴くような声で痛くなさそうに聞こえただろうが心の中では




「いってぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」
絶叫していました。

人間とは想像できない痛みというのは
やっぱり想像できないんです。
帝王切開は術後は痛いと聞いていましたが、
その痛さは所詮今までの人生の中で経験した痛さしか想像していませんでした。

私は腹を切ったのです。

今日ほど私の上半身だけを特別意識した日は無いでしょう。
切った傷口の上に「上半身」という重石がのっかてるのを
この痛さは十分に感じさせてくれます。

ハラキリをした過去の歴史上の人物は切った瞬間に
やるんじゃなかった!と絶対思っただろう。

そして先に帝王切開した友よ、
表現力が足りんのじゃ・・。
「術後は酷い痛い」だけの7文字でこの痛さを伝えようとするな・・。

ああ、今ならわかる・・。
なぜ電動ベットのついた部屋をしきりに看護婦さんが術後の何日かだけでもと
勧めてくれたのか。

今ならわかる・・。
三ヶ月前に自然分娩した友の同室の帝王切開のママさんが
「目の前の部屋の前のトイレにいくのに15分以上かかってた」のか。

0.0000001秒くらいの一瞬に様々な思いがかけめぐる。

しかし身体を起こした以上、歩くにも寝るにも、
私は又激痛を伴いながらも動かなくてはならないのだった。

頭が真っ白である。


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Posted on 12:20 [edit]

category: ◆帝王切開

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