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帝王切開⑩あとがき 

初めて赤ちゃんと過ごした夜、

その姿を見つめてると

涙がポロポロ出てきました。

これが「いとおしい」という気持ちなのか。

いや、もっと大きな、生まれて初めて感じた

その時の感情を表現できる日本語を

未だに私はわかりません。

言葉に出来ない気持ちだったから

涙が出てくるんだなと、、、

しみじみ思っていました。

そうやって涙が沸き起こる感情を浄化してくれた後は、

おだやかな気持ちに包まれていました。






赤ちゃんは言葉を知りません。

暑くても、寒くても、お腹がすいても寂しくても、

その感情の正体が何かさえもわかりません。

これはとてつもなく不安な状態です。


いつまで続くかわからない痛みに弱気になったり

生まれて初めての感情に涙があふれたり

大人でさえも未知なものにはモロいのです。



目の前にいる我が子も

これから経験する色んな初めてに

数え切れないくらい涙を流す事でしょう。

どうして泣いているかわからない我が子に

こっちが泣きたくなる日も来るでしょう。


あの日、

眠る我が子を見て流れた涙の正体は

実は我が子からの最初のメッセージでもあったんだと思います。

「たくさんの初めてに

僕の心が動いた分だけ

涙が流れて

でもその後はすっきりして

そうやって、ちょっとずつ大きくなていくから

心配しないでドンと見守っててね」

という。


帝王切開だろうと通常分娩だろうと、

それはかけがえのない人との出会いの始まりです。

どんなに痛かろうと叫ぼうと

その苦しみの記憶は

やがて出会う新しい笑顔に塗り替えられます。



「帝王切開」

私にとっては経験した事の無い痛みと

そして経験した事のない程の喜びのスタートでもありました。

atogaki
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Posted on 22:30 [edit]

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帝王切開⑨痛みはいつまで? 

帝王切開の術後は、血栓症を防ぐ為にも
どんどん歩く事を勧められます。

無理ですとフテ寝でもしようものなら、先生が
「お母さん達はね、みんな痛くても新生児室の我が子を見る為に
一生懸命歩くんだよ。」とプレッシャーをかけに励ましにきますが

「旦那にここまで連れて来てもらうからいい。」
人生経験が自然と合理的な方法を計算してしまいます。

しかし旦那に病室までつれてきてもらっても
「イタイイタイイタイイタイ・・・」
子供の顔すら集中して見ている事ができない。

産まれたよ報告のメールも
痛くてまともな文章が考えられない。

これではイカン!と
歩けば回復が早くなると聞いて
根性なしの私も歩き出す。

しかし翌日も翌々日も、一向に痛みが軽くなる気配が無い。

明日になったら少しは良くなるのだろうか?
もしかして一週間くらいこの痛みが続くのだろうか?
歩いてる事で本当に回復が早まってるのだろうか?
私だけ例外なんじゃないだろうか?

先が見えないという不安が
今度は精神的なダメージとなる。

Posted on 21:25 [edit]

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帝王切開⑧☆激痛後の激痛 

記憶が途絶えた後の次の記憶は、
看護婦さんに
「では体を起こしてください」と言われた翌日の午前中。

その頃は麻酔後の激痛から解放されてつかの間の平和なひと時であった。

ようやく痛みから解放された・・・。(涙)

そうだ、術後の痛みが一生続いてる人なんていないんだ。

終わってみれば長い人生のほんの一瞬の出来事だったんだ・・。

さぁ、体を起こして、

起こして・・

って

「え?どうやって起きるんですか?」

首は上がるのだが、お腹に力をいれようとすると痛いので身体が拒否してしまって
自分の身体なのに操縦不能状態に。

仰向けの状態から悪戦苦闘した結果ただ横向きに。

忙しい看護婦さん、とうとうシビれを切らし
「最初の一回だけお手伝いしますね」
と介助してくれる。

看護婦さん私の身体をグイッとひっぱる。
私の身体反射的に反対方向。
看護婦さん更に力をいれる。
私の身体なんとかベットに座った格好になる。

私思わず

「ひぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~~~~
ったぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~
ひぃ~~~~~~~~~~~~~」


腹に力が入らず、
蚊の鳴くような声で痛くなさそうに聞こえただろうが心の中では




「いってぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」
絶叫していました。

人間とは想像できない痛みというのは
やっぱり想像できないんです。
帝王切開は術後は痛いと聞いていましたが、
その痛さは所詮今までの人生の中で経験した痛さしか想像していませんでした。

私は腹を切ったのです。

今日ほど私の上半身だけを特別意識した日は無いでしょう。
切った傷口の上に「上半身」という重石がのっかてるのを
この痛さは十分に感じさせてくれます。

ハラキリをした過去の歴史上の人物は切った瞬間に
やるんじゃなかった!と絶対思っただろう。

そして先に帝王切開した友よ、
表現力が足りんのじゃ・・。
「術後は酷い痛い」だけの7文字でこの痛さを伝えようとするな・・。

ああ、今ならわかる・・。
なぜ電動ベットのついた部屋をしきりに看護婦さんが術後の何日かだけでもと
勧めてくれたのか。

今ならわかる・・。
三ヶ月前に自然分娩した友の同室の帝王切開のママさんが
「目の前の部屋の前のトイレにいくのに15分以上かかってた」のか。

0.0000001秒くらいの一瞬に様々な思いがかけめぐる。

しかし身体を起こした以上、歩くにも寝るにも、
私は又激痛を伴いながらも動かなくてはならないのだった。

頭が真っ白である。


Posted on 12:20 [edit]

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帝王切開⑦☆激痛 

善くも悪くも分析癖があるので今のこの痛みは
後陣痛なのか?
術後の傷の痛みなのか?
どっちかを分析してしまう。

結果、後陣痛5,術後の傷2
傷口の上で後陣痛が起こると足して7じゃなく かけて10。
これが私の弾き出した方程式。
だから痛みどめはこの痛みに対して二時間程度しかきかないから
30分ごとくらいに痛みがまたジワジワもどってきた。
今度はマリオの横ゆれバージョンがきて少し痛みをかんじだす。
また30分もすると

【2008.12.26 04:20 携帯電話メモより】

【追記】
ハイ、痛みから現実逃避する為に携帯にメモをしていましたが
あまりの痛さについに力尽きました・・・。
文章完結できませんでした。

出産前に起こる陣痛はポピュラーですが後陣痛はあまり語られる場が少ない様な・・。
陣痛ですので規則的にやってくるのですが
術後で痛い傷の上に起こる痛い陣痛は、
後に同室になった帝王切開のママさんも
「何が何だかわからない痛み」と表現していました。

この後の記憶は今となってはございません・・。

Posted on 03:13 [edit]

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帝王切開⑥☆術後の痛み 

「帝王切開の痛み」
とは、私にとっては麻酔が切れた後の話し。

術後の記録にしておきたい事として
体温と血圧が下がる?からか寒気による震えの症状がある。
麻酔のせいかは寒さは感じないが体の震えがスゴイ。
結局ホカロンを両脇に入れてもらい室温最高にしてもらったが、
部屋が超乾燥してのどだけ痛くなるのでたまたま旦那の風邪用のマスクがあって使用。
助かった。
その後、反対に体温が上がって汗もかき布団もはがして
ブランケット一枚で夜を越す事になるが…。
夜までたいした痛みも感じずこれはいけるかも…と
痛み止めももらわないように頑張るわと旦那に豪語したものの、
やはり皆のいうとおりそんな甘いもんじゃなかった。

左足からおくれる事3.4時間、右足があがった頃には収縮の痛みと腰にも重~い痛み。
これ以上我慢したら朝までに気絶してしまうとピークを感じ、
きかないにしても気休めでもいいから少しでも今よりかは楽になるならと
痛み止めを0:30にお願いした。
するとスーパーマリオが頭を上のレンガに連打してコインを出すような
タテユレのフワフワした感じとともに痛みがすっと消えてった。
収縮の鈍い痛みが時々感じるが生理痛よりはるかに軽いくらいのものだ。
まさに平和と至福の一時を感じ何とか少しは仮眠できそうだ。

【2008.12.26.04:10 携帯電話メモより】

【追記】
「痛み止めは2時間くらいしか効かないから・・」
と看護婦さんに言われていたが、
0:30に鎮痛剤を処方されて痛みが軽くなってきて少しウトウトしたが
なんか又痛くなってきてないか?!いや?痛い!間違いなく痛い!
と思って時計をみたら02:30。
ほんとうにピッタシ2時間しか効きませんでした。


Posted on 02:55 [edit]

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